親の品格 (PHP新書 495)/坂東 眞理子
¥756
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前回のベストセラーの「女性の品格」の第二弾というので、読んでみました。

どちらも、実践的で、わかりやすく書かれていることで幅広い年齢層に受け入れられるのが

人気の秘訣だと思います。

「女性の品格」では、「独りのときを美しく過ごす」や「ゴールデンルール」「倫理観をもつ」など

今の私に興味深い内容がいくつかありました。

対して、「親の品格」は、色々な国の事例も織り交ぜながら、生命を育む場面から

成熟した親子関係をつくるというところまで、さまざまなエッセンスを題材にしていて

これからふとした時に読み返すとまた、育児における考え方の幅が広がるような

気がします。

「女性の品格」を読み深い感銘を受けた女性が子供を産んで、さらに親となって

その品格を保ち続けることを、著者は望んでいることでしょう。

新しい時代の新しい形の親子関係は、カタチは変わっても

根底に流れているものは、大昔からさほど変わっていないはずなのです。



子供と声を出して読みたい「論語」百章―人の品格を磨くために/岩越 豊雄

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品格を磨く上では、礼節を重んじる「論語」をベースにしたものが

やはり、とても参考になると思います。

原文と意味、そしてそれを著者の分かりやすい解説つきで

書かれたこの本がお勧めです。

論語の素読は、パパも幼少の頃に行っていたそうです。

その時意味が分からなくても、言葉や意味が頭に入っていれば、

いざという時に生きる指針として役に立つもの。

私などは、漢文の授業からいくつか知っていただけですが

人生経験を重ねた大人になって、文章を目にしてみると、

改めて、その意味を深くかみ締めたり、自らの振る舞いを振り返ったりと

さまざまな「気づき」があるものですね。

親が子供に解説つきで教えを説くことができたら一番良いですが・・・まだまだ未熟なもの。

ここはおじいちゃんおばあちゃん世代が孫に施す、というスタイルが

今の現代社会ではマッチするのかもしれませんね。

ただ、家庭でのしつけの一環として、孔子の教えは取り入れていきたいと

思っています。


ママ、ひとりでするのを手伝ってね!―モンテッソーリの幼児教育/相良 敦子
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さまざまな教育法の中で、再度注目を集めているモンテッソーリ。

その中でも、この本は多くの人が薦めているように

内容の濃いものになっていると思います。

読み進める中で、ぜひエリカもモンテッソーリの園に通わせたいと思うようになり

パパとも相談しながら話を進め、先週、仮入園がありました。


実はエリカが2歳5ヶ月ごろに、園の存在を知っていたのですが

場所がご近所というわけではないので、少し考えあぐねていたのです。

ただ、一度志望していた近所の園に縁がなかったことによって

改めて、向いていたのはモンテの園だったのでは?と思いました。

というのも、あえて家で意識してやっていたわけでもないのですが

この本に書かれていたようなことの多くは、エリカが自分でやりたい!と興味を持ったから

やらせていたことと不思議と一致していました。

入園が決まった今としては、エリカ同様

幼稚園が楽しみな気持ちでいっぱいです。


実際、仮入園の時は、最初からすんなり園児たちに馴染み

少しずつお兄ちゃんお姉ちゃんに色々教えてもらいながら

集中して参加していました。

皆が今度行うおゆうぎや劇の練習にも、一緒に参加したりして

「エリカちゃんはもう一緒に出られそうね」と先生!

2時間近くの間、見学していたママの方を見たのはほんの1度だけ・・


皆が強制されることなく自らのお仕事に没頭し、

集まったりする時は雰囲気を察したりしながら、協力して何かをしたり

同じ手遊びをしたり。。

ごく自然で、子供らしい姿がそこにありました。

そうした形にもっていくのにも、実は注意深く傍で見守る

教師の手腕が問われるという感じがします。

エリカは特に、家で妹のユズカが活発な性格&お年頃で

自分のやりたいことが妨げられてしまうことが多いので

園の中で集中して何かを行うことは、心の平安にもつながるようです。

その後、皆で遊具で遊んだ時は、思い切り体を動かし

順番をよく守り、元気いっぱい過ごしました。

これから送り迎え&お弁当が慣れるまでドタバタしそうですが

楽しみで仕方ない私です!

この本をはじめ関連書物を読み返しながら、少しずつ勉強していくことにします^^